頑張る民に、落ちる菅(官)!
皆さま、おはようございます。二月末日の今朝は、雪の朝となりました
寒い二月のダメ押しのような最後の雪ですが、東京湾側の我が家では、雪というよりはミゾレがちという感じで、家々の屋根もうっすらと白くなっていました。この雪を最後に、明日からは3月。関東では、年に1度の梅や桜
のシーズンが本格化しますが、この季節だけは温暖化の影響もなく、穏やかで暖かな一カ月となって欲しいものです。![]()
さて、昨夜の夕刊のニュースでは、AIJ事件の年金消失による影響は88万人にも及ぶと言う大変なニュースが取り上げられていました。肝心の運用していたおカネが、今どうなっているのかについての発表はありませんが、常識的に考えても、2千億円ものおカネが消えてしまうことなど考えられず、本当は全く運用などしていなかったのではないかと思ってしまいます。そうなると、AIJ事件とは全くの詐欺事件であり、そうした会社に投資顧問の事業を認め、検査・監査も十分に行わなかった監督官庁の責任も重大だと言えそうす。受給者や現役サラリーマンは勿論、企業本体にも今後大きな影響が出て来そうですが、その事故責任に追及もしっかりと行って頂きたいものですね。![]()
そんなニュースを受けて出しょうか、今朝の日経トップニュースは、「配当 3年ぶり高水準」という見出しで、上場企業の株主への配当が2012年3月期、約5.5兆円と前期比3%増え、3年ぶりの高水準となる見通しであることを報じています。東日本大震災やタイの洪水に円高の長期化で、今期の業績は減益の会社が多いという予想でしたが、来期は復興需要による内需回復や海外進出効果で業績回復が見込める為に配当を維持・増額する企業が多いということが、こうした驚きの結果となったようです。まるで米国のように、順調な大企業とその効果が回らない一般市民という構図が、日本でも定着する傾向にあるのでしょうか。![]()
「減益でも増配」という記事の表によると、日産は日本以外の世界各地で販売好調、ホンダは北米などで販売好調、富士フィルムは来期にデジカメ販売など拡大、IHIは全セグメントで営業黒字達成となっています。また「減益でも配当維持」では、清水建設が国内外で建設需要が堅調、武田薬品は新製品やM&Aで業績回復に自信。「業績好調で増配」では、コマツが建機の需要が世界的に堅調、東レが新興国向けに繊維販売伸びる、日本たばこ産業がたばこ販売が国内外で好調、住友商事が資源価格などが上昇。となっております。沈みゆく日本政府とは対照的に、環境の変化に対応して業績を伸ばす民間企業の力強さは、今後の株価にも大きな影響を与えることとなりそうです。![]()
こうした結果は、3月期決算の上場企業のうち08年3月期から連続して比較が可能な2415社を対象に集計したもので、配当総額は金融危機前の08年3月期に対し84%の水準に戻ることとなります。これは、今期の全産業の純利益が28%減るにも関わらず、減配企業は全体の13%と限られ、増配企業が21%と多いことによる結果です。純利益が減る見通しの1052社に限っても、約8割の企業が配当を維持するか増額というのが、今期の大きな特徴になっています。こうした企業側の行動により、日経平均株価は堅調に推移しており、「企業が強気の配当予想を通じ、来期も安定的に利益を出せるという自信を表明している」(ドイツ証券の神山チーフエクティストラテジスト)との見方が多くなっています。願わくば、こうした企業の見通しや市場の見方が見事に的中して増収増益へと世の中が変わると良いですね。![]()
辛くても元気な民間に対して、情けないほどの危機管理能力欠如という実態を曝け出したのが、27日発表された福島原発事故を独自に分析した民間版事故調査書ではないでしょうか。太平洋戦争以来、日本指導層の事態対処力は一向に変わる気配がなく、今回も原子力という専門分野に対し無知に近い政治家が、混乱のなかで独断的な言動で間違った判断を繰り返した結果、災害が災害を呼ぶと言う人災を引き起こしていたのではないという事になっています。また、予め決めてあった対処方針も全く役立たなかったことも指摘されており、あらゆる変化に鈍感で責任も取らないという政府の姿勢が変わらない限り、今後の安全など望むべくもない状態であることがよく分かります。![]()
果たして、このまま政治家や官僚を放置しておいて良いのでしょうか。冒頭のAIJ事件も、政府の放置が生んだ結果であるならば、原発と全く同じ構図で起こった事件であると言えます。ここは、国民がこうした政治に断固とした姿勢を示さない限り、我々の国家は何も変わらずに、ただただ落ち込んで行くだけとなってしまいそうです。![]()
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