短期戦の就活スタート!
皆さま、おはようございます。11月もいよいよ今日で終わり、明日からは師走に入ります。今年1年の締めくくりの始まりですね。多忙の始まりですが、なぜか昨日の日中から東京はとても暖かくなりました。忙しそうに歩く人々も、コートを脱いで手に持って入るほどの暖かさです。今日も暖かさは続き、最高気温は17・18度まで上がるとの予報です。但し、夜には雨のマークがついていますので、忘れずに折り畳み傘をもって出勤下さい。![]()
さて、今朝の日経トップニュースは、「就活 短期戦」という見出しで、2013年春の入社を目指す大学3年生の就職活動が、例年より2ヶ月遅れの12月1日から解禁されることを報じています。これは、経団連が企業の採用活動の指針としている「採用選考に関する企業の倫理憲章」を2011年3月に見直して、12月1日以降に広報活動などを実施することを明記したことによるもので、広報期間は12年4月1日まで、選考期間は10月1日までとなり、従来に増して短期間に集中した就職活動が企業にも学生にも求められることとなりました。![]()
最近の就職活動は、リクルートの「リクナビ」に代表されるようにインターネットの就職情報サイトが主体であり、これにSNSやフェースブック等の手段が加わることで、昔とはかなり違った動きになっているようです。ソニーでは会社説明会をインターネット経由でライブ中継したり、パナソニックでは各種セミナーを「オンデマンド配信」するということですから、従来型の説明会という言葉は同じでもその運営ぶりは全く違っています。一方トヨタでは、大学OB社員による接触という従来型の活動に力を入れるなど、各社各様の取り組みが始まります。![]()
興味深いのはユニクロのファーストリテイリングは、インターシップ(就業体験)を大学1年生から受け入れる検討を始めたというニュースです。今年は東日本大震災の影響でインターシップを取りやめた企業が多かったもの、長期間にわたり様々な企業での就業体験を積むという試みは、企業にとっても学生にとっても良い経験になるのではないでしょうか。どんな大企業に努めようが、公務員になろうが、一生をその企業で過ごすことが難しくなった今の時代では、企業で働くことは滅私奉公ではなく、自らの人間的成長と将来へ向けてビジネスノウハウとスキルの取得という面でも重要なこととなります。それだけに、単に面接やペーパーテストで入試のように選抜するよりは、長期間かけてお互いが納得しあうというプロセスが大切になってきます。![]()
ただ、今のようにほぼ1年間を就職活動に費やすとすれば、大学での勉強は実質3年間しかなくなってしまいますので、本当にこれで大卒というのに相応しい力がつくのかということも考えなければなりません。外国人の採用や少子高齢化による学生数の減少と共に、就職戦線にも大きな変化の時が訪れつつあるようです。大学生就職人気企業ランキングにのった企業は、「すでに衰退する道に入った企業である」という言葉もあるくらいですから、学生もどこに就職するかではなく、自分が何をすることが出来るのかを考えて進路を決めて頂きたいものですね。若いうちから道を絞ることは極めて難しいことですが、その点からもアルバイトではなく、インターシップが早い時期に始まることで、様々な経験を積むことのほうが今に時代にはあっているかもしれません。![]()
企業のみならず、日本の社会に活気を与えるのが、若い新入社員の存在です。即戦力というよりは、厳しく育てるという環境を与えることが大切かもしれません。しかし、事業化したいものが見つかれば、躊躇なく自らのリスクで取り組むべきであり、人それぞれのタイミングで自らが活きる道を発見して欲しいものです。若者が活き活きと働き、ベテランは経験を活かしてそれをサポートするというのが理想的な社会ではないでしょうか。一人でも多くの学生が、適切な会社に就職できると良いですね。![]()
同じ1面には、日経による総合企業ランキング「NICES(ナイセス)」の2011年版の結果が報じられています。これもひとつの指標ですが、こうした一般的な基準よりは、自らの目で経営者や社員をみて判断することのほうがはるかに重要です。厳しい時代ですが、若者が希望を持てるような就職活動をさせてあげたいものです。![]()
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