衝撃の世界最高と最低
皆さま、おはようございます。今日も朝から真夏の暑さとなっている東京です。昨日は今年初の猛暑日で最高気温が35度まであがりました。日中電車に乗ると、皆さん暑さで汗だくですっかりマイッタという様子でした。節電とは言いながら、一応冷房が入っていますので着席できると直ぐに居眠りを始める人が大多数です。6月も今日で終わり、明日から7月、いよいよ本格的な節電がスタートします。生活スタイルにも大きな変化が起こりますが、果たしてしてその結果、日本の世の中はどの様に変わって行くのでしょうか。![]()
さて、今朝の日経トップ記事は、「日立も合流 液晶3社統合」という見出しで、産業革新機構が出資して東芝・ソニーが中小型液晶パネル事業を統合し世界首位を目指す事業に日立も加わり3社統合で、世界首位を固めることになったことを報じています。日立は台湾のホンハイとの提携を模索していましたが条件面で折り合わず、国内3社統合へと方針を切り替えて勝ち残るという道を選択することとなりました。これで、3社の2010年世界シェアは21.6%となり、2位のシャープ14.8%を合計すると日本勢だけで36.4%を握る事となります。まさに中小型液晶パネルは日本がダントツの世界首位の生産国となります。この勢いで次世代ディスプレーである有機ELパネル量産へと進めば、この分野の主導権は日本が握ることは確実ですね。![]()
統合新会社は年内にも発足する方針で、革新機構が7割を出資。残りを3社で分け合う資本構成になる見通しです。革新機構の資金投入額は普通株と優先株を含め2000億円規模となる見通しで、将来的な株式上場などで投資回収を目指すこととなります。液晶パネル事業は需要や価格の変動が激しく、技術革新で数年ごとに数百億円の投資費用も必要となります。こうした投資負担を官民で分担し、常に時代の最先端を行く製品開発を行うことで利益率の高い事業として育てようといのが、今回の日本における取組です。今後は、こうした官民が協力しあう体制で、先端的事業を育てて行かねば、日本に雇用の場を作ることは難しくなってきそうです。![]()
本日はもう一つ大きなニュースが1面に掲載されておりました。それは、「社会保障 現役依存は限界」という見出しで報じられた2010年国勢調査の抽出速報集計結果の公表です。なんと65歳以上割合は23.1%で世界最高、15歳未満の子供人口割合は13.2%で世界最低となっており、労働力人口は前回調査の5年前より300万人も減って、6240万人になりました。300万人と言え茨城県の人口に匹敵するということですから、一つの県がなくなるほど労働力が減っているのです。調査結果の主な数字は下記の通りです。![]()
日本人の総人口は1億2569万2千人で統計のある75年以降初の減少。高齢者は2929万人で総人口に占める割合は前回に続き世界最高。15歳未満の子供人口は1679万人で、ピークだった55年から4割減。一人暮らし世帯は1588万世帯で、一世帯あたりの人数は2.46人と過去最低を更新。65歳以上の単身世帯は457万で、高齢男性の10人に一人、高齢女性の5人に一人が単身暮らしとなっています。子供のいる夫婦世帯が1458万世帯で、初めて単身世帯数を下回りました。全国の平均年齢は44.9歳。最高は秋田県で49.5歳、島根県48.4歳、山形県48.3歳となっています。全般に地方で高齢化が進んでおり、今後の生活への影響が懸念されます。![]()
高度成長が始まり、自民党が誕生した55年には日本の高齢者は500万人弱で、現役世代(15~64歳)11.5人で一人を支えればよかったのですが、半世紀すぎた今では、高齢者が6倍の約3000万人に増えており、これを8000万人の現役世代が支えることとなっています。なんと2.8人で一人を支えると言う衝撃的なこの結果をみて、何時まで日本の社会制度が持つだろうか不安になってきます。11年度の社会保障費は108兆円、25年度には151兆円に拡大するという記事を読むと少子高齢化対策には一刻の猶予もないという日本の現状が見えてきます。果たしてこの国の行方はどうなるのでしょうか。![]()
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)




最近のコメント