年金資金運用の時代?
皆さま、おはようございます。三連休最後の月曜日は、快晴のお天気に恵まれました。予想最高気温27度ということで、今日は一挙に1ヶ月前の気温まで戻ると言うことで、日中は半袖姿に逆戻りの一日となるようです。昨日に続き健やかな一日をお過ごし下さい。![]()
さて、今朝の日経トップ記事は公的年金の資産運用に関するもので、「新興株にも投資」という見出しで現在は先進国企業に原則限定している外国株投資枠を中国やインドなどの新興諸国市場に上場する株式にも投資対象を拡大する方針を固めたことを伝えいています。![]()
現在、私達の公的年金の積立金は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が117兆円という巨額なファンドとして運用規則に基づき、国内債券67%、国内株式11%、外国株式9%、外国債券8%、短期資産5%という資産構成割合で運用されています。このうち外国株式9%、約11兆円の運用内訳を変更するというのが今回のニュースです。![]()
運用の状況は、2010年4-6月でマイナス2.94%と厳しく、08年度の運用利回りはマイナス7.57%で損失は9兆円に膨らんでいます。過去の状況を見ても概ね上下幅は、-8%弱から+8%弱というブレがありますので、投資環境が上向きではない現在では致し方ないのかも知れませんが、運用減資が我々の支払ってきた年金積立金であることを考えると、もう少し安定運用が出来ないものかと思います。![]()
いずれにしても激動する金融市場で巨額な資金運用を行うわけですから、そこにはリスクもリターンもつきものであり、今や株式や債券という資金運用の結果が、我々の年金給付にも大きな影響を与えることとなっているのです。その意味では株や債券に無関係な日本人は一人もいないという現実をよく理解しておくことが必要ですね。![]()
運用に責任を持つGPIFとは年金福祉事業団を改組した年金資金運用基金から公的年金積立金の運用・管理業務を引き継いだ組織であり、自ら運用をう他外部の民間運用会社に委任するなどして資金運用をしています。今回も新興国企業株式投資投資を委託する運用会社を12月上旬まで公募し、来年6月にも決定して運用開始することとなりますので、実際は委託される民間運用会社が運用結果の成否を握ることとなります。![]()
投資の世界では絶対などありませんから、誰が運用してもハイリスク・ハイリターンとなることは当然です。それだけに、国内外を問わず世界の運用会社から過去の実績が良好なところを選んで頂きたいものですね。どちらかと言えば日本の運用会社だけでは心もとない気がします。勿論、分析・管理体制の充実も重要ですが、実績とのバランスをとることが重要です。運用会社がどこに決まるかが重要な関心事ですね。![]()
いずれにしても、こうした運用を重視する姿勢が顕著となりつつある背景にあるのは、団塊世代の定年により今後の年金給付が急増する為であり、積立金が増える時代から給付が増える時代へと大きく年金の性質が変わることに伴い今後は、運用目標である年利回り4.1%の死守が重要になって来るからです。![]()
もしこの年4.1%という利回りが実現できなければ、厚生年金基金の標準的な受取額である現役世代収入の約50%の給付水準を維持することも難しくなります。その意味では、世界に運用の目を向けて、効率的な運用を行うことは年金制度を維持する上で、保険料の徴収と共に重要な意味を持って来ることになります。将来の私達の年金も、運用成果成果次第という現実が目の前に来ているのです。最早、誰もが運用音痴ではすまない時代がやってきました。我々ハが関心を持って学ぶべき分野は増える一方ですね。![]()
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