貿易面で政府支援拡大
皆さま、おはようございます。GWの中日のような休日ですが、風もなく暖かな快晴のお天気に恵まれました。何時もは同じ顔ぶれが並ぶ早朝の通勤電車も、今日は見慣れぬ顔ばかりが、いずれも申し合わせたかのように大きな旅行バックを持って乗っていました。今日は全国的に良いお天気とのことですから、どこに行っても楽しいことだと思います。気持ちの良いお天気を思いっきりお楽しみ下さい。![]()
さて、今朝の日経トップ記事は、“貿易保険「海外事業所 利用可能に」途上国取引後押し”という見出しで、世界的不況の中で、貿易の縮小を少しでも防止する為に、これまで日本の親会社が海外企業と契約した場合だけの適用であった貿易保険を、外国にある出先事業所と海外企業との契約にも適用できるように拡大するというニュースを伝えています。![]()
さらに、アジア開発銀行にも増資して貿易金融への支援を拡大するほか、アジアを中心とした途上国の民間金融機関へも国際協力銀行を通じて約15百億円の資金を用意して、金融機関の貿易決済に伴う必要資金の融資や信用状の発行をスムースにおこなうということも決めています。![]()
3面の「きょうのことば」によりますと、日本の貿易金融の残高は2003年に6兆円強であったものが、2005年以降急増して2007年には9兆円という巨額に達しています。また世界銀行の発表によると、世界では最大30兆円の貿易資金が不足しているということですから、今回の貿易支援策は、世界が待っていた対策に日本が踏み出したという形になっています。![]()
基本的には、原料を輸入して製品を輸出しなければ、日本の経済も国民の暮らしもなりたたたないというのが、今の日本の構造ですから、貿易の世界的な縮小が進めば、大きな痛手を受けるのは私達国民の日常生活です。![]()
その意味では、グローバル化の恩恵を一番受けたのも日本でしたが、その反面、ありがたくないグローバル化の悪影響を一番受けたのも日本かも知れません。先々の世界の方向は、これまでのグローバル化とは大きく異なり、「グローカル(グローバルとローカルの結合造語)化」だという人も言うくらいですから、今後、世界標準や世界常識そのものが、人々の価値観と共に大きく変わって行きそうです。![]()
その意味では、今私達が経験していることは、過去の歴史上類を見ない極めて貴重な世界の変化かもしれません。連休を楽しみながらも、家族やご自身がこの激変の時代をどのように乗り切って行くかを考えておくことも必要ですね。でも、それはそれとして、どうぞ、お天気に恵まれたGWを愉しくお過ごし下さい。![]()
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