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2008年10月15日 (水)

次は老舗の時代?

皆さま、おはようございます。今朝の東京は、昨日からの雨rainも止み、雲の中から晴れ間sunも見える、ちょっぴり秋mapleの風を肌に感じる気持ちの良いお天気になりました。予報では、本日はほぼ全国的に晴れだと言うことで、まさに日本晴れの一日になりそうです。happy01

さて、昨日は予想はしていたものの恐ろしい程の株価上昇で、日本の市場の上下振幅が世界で最も大きいという結果になりました。一方、金は下げており、なんとなく通常の市場の姿に戻りつつあるような雰囲気です。しかし、その後ニューヨークは反落していますので、今日の東京は少し調整して様子を見る動きになりそうです。confident

金融は、人類の歴史の中では、新しい分野のビジネスの一つですが、その一方、昔から人間生活に直結してきた衣食住のビジネスも世界中いたるところに存在しています。今朝の日経15面には、偶然のこととは思いますが、そのような老舗企業の話題が沢山載っていました。new

まず目を引いたのが、「エノキアン協会が名古屋で年次総会開催」というコラム記事です。エノキアン協会とは、1981年に発足したパリに本部を置く、二百年以上の歴史を誇る欧州企業を中心に41社が加盟する団体です。世界経済混乱の中、企業経営の舵取りも難しくなっているという現状を踏まえ、老舗同士が交流し、生き残りのノウハウを名古屋で学びあうという集いです。scissors

日本では、岡谷鋼機、月桂冠酒造、法師旅館、虎屋、赤福の5社が会員になっていて、18日まで事業報告や徳川美術館と伊勢神宮の見学などの交流が行われるそうです。この参加資格が、①創業二百年以上、②創業者の子孫が経営者、③家族がオーナーもしくは筆頭株主、④現在でも健全経営、などがであり、「伝統と成長」の調和を模索するのが会の目的であると紹介されていました。ribbon

その横には、連載の「二百年企業」“成長と持続の条件”と題して、「身の丈 超える経営」「大七酒造、100年もつ新酒蔵」というタイトルで、福島県二本松市にある大七酒造が、すべての日本酒を江戸時代元禄期に始まった醸造法『きもと造り』で生産する様子が紹介されています。この蔵のお酒である「妙花らん曲(みょうからんぎょく)グランド・キュヴェ」は、洞爺湖サミットで首脳婦人晩餐会の乾杯酒に使われたことで有名です。bottle

考えてみると、最近世界の産業をリードしてきたものは、ITであり金融であり若い力でした。そのスピードの速さと圧倒的勢いで事業を拡大する迫力に、世界中が世の中の変化を感じてきましたが、この金融危機により、そろそろ原点回帰と調和の時代に入って行きそうな気がします。foot

「スピード、勢い、効率、収益性」という言葉だけでは計り知れない人間の知恵が二百年企業にあるとしたら、その伝統と持続成長の「技」を取り入れてこそ、地球と言う限りある星で、人間がバランスよく生きていく道が発見できるかもしれませんね。end

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