上がる原油で失われるものは?
皆さま、おはようございます。東京は、今朝も雨のない曇天の空が広がっています。西から雨
が近づいていますが、何とか今日一日は持ちそうですね![]()
。どうぞ、梅雨の休みを有効に使って愉しい週末をお過ごし下さい。![]()
さて、原油NYで一時142ドル台という過去最高値を記録しました。今朝の日経1面トップは、原油価格140ドル継続で、産油国への所得流出は200兆円にのぼる見通しであるという記事です。あくまでも推計ですが、現在原油代金を支払う側とその額は、米国が59兆円、欧州56兆円、日本24兆円、日本以外のアジア59兆円で、その合計は199兆円という巨額に及びます。![]()
そしてこの巨額な支払い代金を受取る側は、中東95兆円、旧ソ連圏40兆円、アフリカ33兆円、中南米17兆円となっています。つまり、約200兆円が、支払う側から受取る側に資金移動するわけで、これを所得移転と表現している訳ですね。この結果、支払う側の景気は減速に向かい、受取る側の景気は良くなるというのが、世界経済の流れです。![]()
しかし、支払う側が原油を国内でただ単に消費している訳ではなく、様々な付加価値を加えて商品やサービスとして、受取る側を含めた世界中に売ることで経済の流れが出来ています。ですから、原油価格の高騰は、結局、受取る側にも物価高になって戻って来る訳です。そうなると、こうした流れの時間差の中で、様々なギャップが生まれて来ます。これが今の段階ですね。大切なのは適正な価格形成ですが、市場がそれを決めるにはまだまだ時間がかかりそうです。![]()
これに加えて、日本では、社保庁の年金記録問題や、財務省など中央官庁のタクシー接待、後期高齢者医療制度に代表される思いやりのなき政策運営などという国内問題が加わり、国内景気の低迷に拍車がかかるというのが、現実の姿ではないでしょうか。![]()
その一方、民間企業では、世界で必死に稼いで、なんとかこの現状でも頑張って景気をリードして来ましたが、この分野でも最近は、モラルの低下による悪質な消費者ダマシが多々発覚するようになって来ています。銀行は、世界がサブプライムショックで、大きく業績を下げる中、大きなチャンスが訪れているのにも関わらず、十分にそのチャンスを生かすことが出来ていないようです。![]()
価格の変動は大きなビジネスチャンスであり、不利益を蒙るグループがいれば、反対に必ず利益を得るグループが存在します。このバランスが取れて、初めて成り立つのが今の経済体制だとするならば、世界の中で、日本の稼ぎグループとはどこなのでしょうか。なんとなく、見えてくるものが明らかになって来ますね。![]()
今日は、毎年恒例の北海道人会「はまなすの会」のサッポロビール千葉工場での納涼大会です。昨年は大雨と選挙演説で落ち着かないイベントでしたが、今日は何とかお天気も持ちそうです。お客様と社員全員で、美味しいビール
を味わいながら、土曜日のお休みを楽しみたいと思います。皆さまもどうぞ、楽しい週末をお過ごし下さい。![]()
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