南アフリカランドが下落
皆さま、おはようございます。今朝は、糸のように細い小雨
が降っています。寒さはそれほど感じませんが、午後には晴れ
てくるとの事で、また、暖かくなって来るのでしょうね。東京の桜
も一斉に開花しだして、この週末が一番のお花見日和になりそうです。今日からは、月末・年度末を控えた一週間になります。体調万全で、4月の新年度を迎えるべく、準備致しましょう。
さて、先週、円高
は本当かということを、世界中の通貨と比べた日経新聞の記事を紹介しつつ、実は円高よりはドル
安ではないかというお話をこのブログで書きましたが、この比較に出ていなかった通貨の一つに南アフリカのランドという通貨があります。
これは、楽天証券など、所謂大手以外の証券会社が取り扱い、ここ数年、高金利債券として大人気の商品でした。高利回りのうえ、世界銀行債や世界復興銀行債などとの組み合わせにより、AAAの高格付けを取得したこともあり、個人投資家には大変な人気で数千億円の資金が日本だけでも集まったと言われています。
このランドという通貨が今どうなっているかというと、実は、3月半ばから下げ足を早め、前週には1ランド=11円台まで円高・ランド安が進んでいます。南アフリカと言えば、豊富な鉱物資源と安定した政治で、BRICsの「s」とは、南アフリカのSだと言うほど、日本からの投資先として大人気を呼んできましたが、円高の進行によるリスクが急速に浮かび上がって来たようです。
ランド安のきっかけは、1月に新聞にも出た南アフリカの電力不足問題で、国全体で遅れている電力インフラの整備を行い、電力不足を解消するには、まだ2年ほどかかるという見方もあります。こうした状況を受けて、最近では南アフリカランド債から、円に対して強いトルコリラに投資の対象が移りつつあるようです。
いすれにしても、債券そのものは、世銀や復興銀がAAAという最上級格付けを取得しているので、短期の償還リスクは低いものの、為替の影響だけは読みきれないというところでしょうか。今や、金融機関だけではなく、広く一般個人にも広がるFXという為替の投資手段を通じて、為替投資で利益を上げるチャンスも、損をする機会も、並存する常態です。
投資は、簡単には儲かるものではないということも、十分承知しておかないと、個人にとっては、取り返しのつかないことにもなりかねません。不安定な時代だからこそ、何が起こるか、わかりません。リスク回避にも十分な配慮が必要ですね。![]()
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