みずほ証券と新光証券の合併
皆さま、おはようございます。今朝も、寒いのですが、風がすっかりおさまったので、体感温度は相当上がっているように感じます。でも、乾燥がひどくて、咽喉や鼻が乾くのと、静電気がパチパチと起こるのが気になりますね。とにかく、「うがい・手洗い・生姜湯」で風邪予防に努めましょう。
さて、先日、日興コーディアル証券が、みずほFGに出資要請とのニュースが出たばかりですが、今朝の日経のトップ記事は「みずほ・新光証券合併」というニュースです。この結果、来年1月を目処に、預り資産4位の大手証券が誕生することになります。
日経記事の、「2006年3月末大手証券預かり資産ランキング」によりますと、1位野村80兆4809億円、2位大和52兆4381億円、3位日興コーディアル42兆5429億円、4位三菱UFJ23兆7231億円、5位みずほ17兆4182億円、6位新光14兆1645億円、7位みずほインベスターズ7兆4780億円、8位SMBC4兆6896億円、9位東海東京4兆6069億円、10位SBIイートレード4兆5825億円となっていますので、今回もみずほ+新光が合併すると、31兆5827億円と4位に上がってきます。またこれに日興が加わると、74兆1256億円で2位の大証券会社となります。さらにみずほインベスターズも加わると、野村を越える81兆6036億円の大証券会社が誕生することになります。
このところの好業績を背景とした、グループ内証券業務の再編の結果、みずほFGでは、個人の幅広い層から、法人取引まで、預貯金から証券業務まで総合的に取扱の出来る巨大金融グループとなり、従来からの銀行・証券という垣根を越えた金融機関としての存在が確立されることになると思います。勿論、こうしたみずほFGの動きを他の大手金融機関が黙って見ている訳ではありませんでしょうから、銀行を核とした証券業界全体の再編へとさらに厳しい競争に入っていく可能性も十分にあるでしょうね。
一般消費者の目から見ると、こうした競争激化の動きは、当面の間、サービスの向上や商品開発の競争となってプラス要因となりますが、再編の結果大手証券に統合された後は、国内証券の競争は一段落してしまうという将来的マイナス要因となることも考えられます。ただ、これに外資系も加わってきますので、銀行預金から証券商品への資金移動は、ますます増幅されて行くのではないでしょうか。
こうなると、取り残されるのが保険業界です。特にマーケット・商品・販売ノウハウの無い生損大手には、厳しい環境となってくるかも知れませんね。どうやら、自分と家族の次の、人生で3番目くらいに大切な個人の財産をしっかりと守るためにも、消費者も金融業界の行方をしっかりと見据えて行かなければならない時代になって来たようです。
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